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COLUMN~コラム~

アルバリーニョワイン

【~ジメジメを吹き飛ばす!?この時期にピッタリな
「アルバリーニョ」のワインとは~】

皆さん、こんばんは。井上ワイナリー広報担当の石関華子です。

全国的に蒸し暑い日が続いていますが、皆さんお変わりないでしょうか?

雨が多くてジメジメとしたこの時期は、疲れやすくなったり、調子もいまひとつ上がらないこともありますよね。今回のコラムでは、そんな時にピッタリな、「アルバリーニョ」というブドウ品種から造られるワインについてお話しします。ぜひ最後までお付き合いください!

 

アルバリーニョとは、主にスペインやポルトガルの北西部で栽培される白ワイン用のブドウ品種です。特に有名な産地は、スペインのガリシア州のリアス・バイシャス地区。「リアス式海岸」の名前の由来にもなっており、狭い湾や入り江が複雑に入り組んだ地形です。この地区のアルバリーニョは海の近くで栽培されており、別名「海のブドウ」とも呼ばれます。実際、日頃から潮風を浴び、海の近くのミネラル分豊かな土壌から栄養分を吸い上げていることから、そのワインには海の潮っぽさを連想させる風味があります。

ほかにも、アルバリーニョのワインの特徴としては、柑橘類やハーブを思わせる鮮やかな香り、豊かな果実味とミネラル感とシャープな酸味などが挙げられ、総じて「爽やか」な印象のワインです(※1)。そのため、このジメジメと蒸し暑いこの時期にはピッタリのワインと言えるでしょう。

 

では、アルバリーニョのワインを飲むときは、どのようなお料理と合わせたらよいのでしょうか?

おすすめは甲殻類や貝類を使った料理。アルバリーニョのワインのミネラル感と酸味が、これらの食材の旨味や甘みを引き立ててくれるからです。お刺身でいいただくもよし、天ぷらにするもよし、もちろんスペインの郷土料理であるアヒージョやパエリアにするのもいいでしょう。また、鯵や鰯などの南蛮漬けにもよく合います。このことから、アルバリーニョのワインは、海の幸をいただく日本の食文化によく馴染むワインと言えるでしょう。特においしい海の幸に恵まれた高知ならなおさらですね。ぜひ皆さんも、食卓に海の幸が並ぶ日には、アルバリーニョのワインをご用意されてみてはいかがでしょうか?

 

※1:近年ではフレッシュなタイプのワインだけでなく、一部、樽熟成によるまろやかで芳醇なスタイルのアルバリーニョのワインも生産されています。

 

過去のコラムでも夏にピッタリなワインをご紹介しています。ぜひご参考にしてください!

 

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