ホーム > コラム
COLUMN~コラム~
【井上ワイナリー所縁の市町村紹介・梼原編(後編)】
【井上ワイナリー所縁の市町村紹介・梼原編(後編)】
広報担当の石関です。
今回は前回のコラムに引き続き、高知県梼原町の魅力やワインに合わせたいグルメをご紹介します。
ぜひ最後までお付き合いください!
■梼原町の観光スポット
いよいよ秋本番。絶好の行楽シーズンの到来です。
そこで、まずは梼原町の紅葉スポットを含めた、おすすめの観光スポットをご紹介します。
①四国カルスト(天狗高原)
愛媛県との県境に広がる四国カルスト(天狗高原)。カルスト特有の石灰岩の奇岩群と周囲の大自然の織りなす景色は、息をのむほどの美しさです。また、春先から秋口にかけては牛が放牧されており、牛たちが歩き回るのどかな光景も楽しむことができます。
②四万川地区の紅葉
梼原では11月に紅葉が見ごろを迎えます。とくに四万十川の源流域が紅葉狩りのオススメスポットです。
■梼原町の文化
梼原町には1000年以上も前から舞い継がれてきた「津野山神楽」という舞があります。「津野山神楽」によって受け継がれてきた「神人和楽」という神と人が共にある世界観が、梼原町には深く根付いているのです。
■梼原町のおすすめグルメ
自然あふれる梼原町には、魅力的なグルメもたくさん存在します。 なかでもワインに合うグルメをピックアップしてご紹介します。
①ジビエ
「ジビエ」とはフランス語で狩猟によって得られた野生の鳥獣の肉を表す言葉。ジビエの代表的なものに、鹿やキジ、イノシシなどの肉が挙げられます。これらの鳥獣は、自由に大空を羽ばたき、野山を駆け回ってきたことから、その肉は引き締まり、脂肪分も少なめ。ヘルシーフードとしても注目を集めています。
豊かな自然と清らかな水に恵まれた梼原町は、野生の鳥獣にとって良質なエサの宝庫。そのため、いま梼原町ではジビエが新たな町の特産品として名乗りを上げているのです。
もともとジビエ文化がワイン大国・フランスで発展してきたこともあり、ジビエとワインは好相性と言えます。肉の種類や調理法によって合うワインは変わってきますが、基本的には果実味が味わいの中心にあり、渋みが強すぎないミディアムボディの赤ワインと相性良好です。
近い将来、「TOSAワイン梼原」と合わせていただける日が楽しみですね!
②カルスト牛
カルスト牛とは、梼原町で大切に育てられた土佐和牛のブランドです。のどかな環境で育まれた牛の肉は、赤身とサシのバランスが良く、甘みがあり柔らかいのが特徴的。
ステーキや焼肉でいただくならしっかりとコクのあるフルボディの赤ワインを、すき焼きにするなら果実味の豊かなまろやかな赤ワインを合わせていただきたいですね!
梼原の観光スポットや文化、おいしいグルメは、ほかにも沢山あります。もし機会がりましたら、ぜひ梼原へお出かけのうえ、その魅力に触れてみてくださいね。
今回梼原を訪れ、澄んだ水と大自然の恵みを受け、梼原の魅力あふれる環境と人々に育まれるワインは、きっとピュアでおいしいワインになるのではないか、と改めて感じたことでした。