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COLUMN~コラム~
【~冬が旬の高知県産食材でワインを楽しむ~】
■乙女の涙のピンチョス
ピンチョスとは、もともとスペイン語で「楊枝」や「串」などを表す言葉。それが転じて、さまざまな食材を楊枝や串に刺した料理がピンチョスと呼ばれるようになったそうです。
今回は、弊社の親会社である井上石灰工業が手がけるトマト、「乙女の涙」を使ってピンチョスを作ってみました。プリッとした食感とフルーツのような甘さ、そしてしずく型の形状が特徴の乙女の涙。今シーズンは11月から収穫がはじまり、来年6月くらいまで楽しめるそうです。なお、乙女の涙は下記の楽天のサイトからも購入することができます。
ぜひご賞味くださいね。
フレッシュさが持ち味の「乙女の涙のピンチョス」は、スパークリングワインや軽めの白ワインと相性抜群です!
<材料>(2人分)
・乙女の涙 10個
・ひとくちモッツァレラチーズ 5個
・楊枝 10本
・(お好みで)イタリアンパセリ、オリーブオイル、塩
<作り方>
① 乙女の涙はくびれの位置で横に切る。
② モッツァレラチーズは半分に切る。
③ 楊枝に→乙女の涙(下部)→チーズ→乙女の涙(上部)の順に刺す。
④ お皿に盛り付け、お好みでイタリアンパセリを添え、オリーブオイルと塩をかけて完成。
■清水サバのリエット
「リエット」とはフランス料理のひとつで、本来は細かく切り刻んだ豚肉にラードと塩を加え、ペースト状にした料理のこと。一般的にはスライスしたバケットに塗って食されます。
今回は豚肉ではなく、冬に旬を迎える「清水サバ」を使ってリエットを作ってみました。清水サバとは、高知県西南端に位置する土佐清水市で水揚げされたゴマサバのこと。肉厚な身が特徴で、冬場は脂がのって一段と旨味が増します。リエットにしても、その旨味は健在。
スパークリングワインやコクのある白ワイン、ロゼワイン、軽めの赤ワインとよく合います!
なお、清水サバが手に入らないときは、さばの水煮缶を代用可能です。
<材料>(2人分)
・清水サバ 半身
・すりおろしニンニク(チューブ可) 小さじ1
・白ワイン 100cc
・★バター(有塩) 30g
・★粒マスタード 小さじ1
・★黒コショウ 少々
・(お好みで)ディル、フェンネル 少々
<作り方>
① バターを常温に出しておく。
② 清水サバを半分に切る。
③ 鍋に白ワインとすりおろしニンニクを入れ、中火にかける。
④ ②が煮立ったら①を入れ、落とし蓋をして弱火で5分ほど煮込む。
⑤ 火を消し、粗熱をとったらサバの皮と骨を取り除く。
⑥ フードプロセッサーに⑤と★の材料を入れて、完全に混ざるまで撹拌する。
⑦ ⑥をお皿に盛り付け、冷蔵庫で冷やす。
⑧ お好みでディルやフェンネルをトッピングし、バケットやクラッカーを添えて完成。
■土佐風ホットワイン
勝手に「土佐風」と命名してしまいましたが、高知県産のゆずとしょうがを使ったホットワインです。
12月に収穫のピークを迎えるゆず。特に高知県では馬路村や北川村がゆずの産地として有名です。ゆずにはビタミンCが豊富に含まれているので、風邪予防にも効果的。さらに、高知県の特産品のひとつであるしょうがには、身体を芯から温めてくれる効果もあるので、この時期には特におすすめです。冷えた身体もポカポカ温まり、ほっこりとリラックスできますよ♪
材料の分量は、お好みに合わせて調整してください。
<材料>(2人分)
・赤ワイン 300cc
・ゆず果汁 大さじ2~3
・しょうが ひとかけ
・はちみつ 大さじ1~2
<作り方>
① しょうがは皮を剥き、すりおろす。
② 鍋に①のしょうがと、ほかのすべての材料を加えてひと煮立ちさせる。
③ ②を耐熱容器に注ぎ、完成。
冬に旬を迎える高知県産食材を使ったお料理やホットワインをご紹介しました。ぜひ皆さんもご自宅で試してみてくださいね。
本年も当コラムをご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。