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COLUMN~コラム~

【井上ワイナリー所縁の市町村紹介・香北町編(前編)】

広報担当の石関です。今回は今年の春にブドウの苗を定植した、高知県香美市香北町の畑と弊社の取り組みについてご紹介します。

 

高知県の東北部に位置する香美市。東西に広く、西側は南国市、東側は徳島県に隣接しています。香北町はやや西よりの物部川流域に位置し、車を利用する場合、高知市中心部から1時間ほどでアクセスが可能です。

 

香北町のブドウ畑は、『香美市立やなせたかし記念館(アンパンマンミュージアム)』の駐車場のすぐ向かいにあります。実は、香北町はアンパンマンの生みの親、やなせたかし氏のふるさとでもあるのです。子供たちに大人気のアンパンマンの世界を求め、同館には県内外から多くの家族連れが訪れるのですが、近隣施設の方の話によると、なかにはブドウ畑を興味深そうに眺めていかれる方もいらっしゃるそうです。

 

香北町の畑は、香美市老人クラブの『ぶどうクラブ』の会員の方々と弊社で協同して運営・管理をおこなっています。同クラブの入会は希望制となっており、現在の会員数は30名ほどで、皆さま70歳以上というご年齢です。

会員の皆さまのなかには、農業経験者や、農業が身近にあったという方が多く、畑作業はお手の物。ブドウ栽培の経験は無くても、非常に呑み込みが早く、慣れた手つきで作業を進めてくださります。また、会員の方同士で和気あいあいとコミュニケーションをとりながら作業をする姿も見られ、実際に「畑に来るのが楽しみ」という声も聞かれました。

 

そんな『ぶどうクラブ』の発足の背景には、香北町が直面している深刻な高齢化問題があります。高齢化問題を簡単に解決することはできませんが、弊社としては、ブドウ栽培やワイン造りに携わるという機会を提供したり、収益を還元することで、少しでも町に活気をもたらしたいと考えています。

さらに来年以降は、畑を地域の生徒や園児の課外学習の場とすることや、ブドウの収穫祭を催して、地域の方同士の交流の場とすることなども検討しています。このように、弊社としては、ワイン事業を通じて、地域の方々と連携して様々な機会を創り出すことで、町おこしに貢献することを目指しているのです。

また、このような取り組みに対してご賛同くださった『高知西ロータリークラブ』からも、社会奉仕事業の一環としてご協賛いただいております。

 

なお、本記事の執筆にあたり、香美市老人クラブ会長の奥宮達也さまにお話を伺わせていただきました。奥宮様、貴重なお話を誠にありがとうございました。

次回の後編では、香北町の畑の特徴やブドウの紹介、香北町のワインに合わせたい同町の特産品などをご紹介します。そちらもぜひ併せてご覧ください!

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