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COLUMN~コラム~

【~『TOSAワイン稲生2018』のご自宅での楽しみ方!「土佐はちきん地鶏のロースト」編~】
皆さん、こんばんは。井上ワイナリー広報担当の石関華子です。
大型台風19号により被災された皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈りいたします。
今月は、『TOSAワイン稲生2018』のご自宅での楽しみ方をテーマにコラムを配信しています。
これまでのコラムでは、「カツオのたたき」や「土佐あかうしのハンバーグ」とのペアリングをご紹介してきました。
今回ご紹介するのは、「土佐はちきん地鶏のロースト」とのペアリングです。
「土佐はちきん地鶏」とは、高知県原産の日本鶏をベースに開発された高知県の地鶏のこと。
軍鶏の血が入っていることから、一般的な鶏肉に比べて身が締まっており、味わい深いのが特徴です。
今回は、「合同会社土佐あぐりーど」さんの「土佐はちきん地鶏しっとりロースト」を購入し、『TOSAワイン稲生2018』と合わせてみました。
「土佐はちきん地鶏」のむね肉を、あっさりと塩味で仕立てたローストチキンです。
包丁を入れた時点で、他のローストチキンにはない独特のなめらかな切れ味を感じます。
そして、実際に食べてみると、柔らかい中にもしっかりとした弾力とモチモチとした食感が感じられ、噛めば噛むほど肉の甘味と濃厚な旨味が滲み出てきました。
そんな「土佐はちきん地鶏のロースト」に『TOSAワイン稲生2018』を合わせると、かなりの好相性でした。『TOSAワイン稲生2018』の豊かな果実味とほのかに感じるスパイシーなアロマが、「土佐はちきん地鶏のロースト」の旨味をよく引き立ててくれます。また、『TOSAワイン稲生2018』のシルキーな舌触りと、先に述べた「土佐はちきん地鶏のロースト」の食感も、見事に調和していました。
ところで、「はちきん」と言えば、高知の女性を表す言葉ではありますが、実は『TOSAワイン山北』に使用されているブドウ品種、「エイトゴールド」の名前の由来にもなっています(エイト=「はち」、ゴールド=「きん」)。
また、「エイトゴールド」はピノ・ノワールとヤマブドウを交配した品種なのですが、ピノ・ノワールは、一般的に鶏肉料理と相性が良いと言われています。
そのため、まだ実際には試すことができていないのですが、『TOSAワイン山北』と「土佐はちきん地鶏のロースト」の「はちきんコンビ」の相性も、かなり期待できそうです。