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COLUMN~コラム~

【~『TOSAワイン稲生2018』のご自宅での楽しみ方!「土佐あかうしのハンバーグ」編~】
皆さん、こんばんは。井上ワイナリー広報担当の石関華子です。
今月は、『TOSAワイン稲生2018』のご自宅での楽しみ方をテーマにコラムを配信しています。
前回のコラムでは、「カツオのたたき」とのペアリングをご紹介しました。
今回は、ペアリング第二弾として、「土佐あかうしのハンバーグ」とのペアリングについてご紹介したいと思います。
高知県外にお住いの方には、「土佐あかうし」にはあまり馴染みがないかもしれませんね。
そこで、まずは「土佐あかうし」について簡単にご説明したいと思います。
「土佐あかうし」とは、高知県内でのみ飼育される、茶色の毛で覆われた「褐毛和種」の肉用牛のこと。年間出荷量は約470頭ときわめて少ないことから、「幻の和牛」とも言われています。
そんな「土佐あかうし」のおいしさのカギを握るのは赤身。旨味成分であるアミノ酸が豊富に含まれているため、噛めば噛むほど旨味が滲み出て、口いっぱいに広がるのです。また、サシがあまり多くないのも特徴で、「美味しいものは高カロリー」というセオリーをくつがえすかのような(笑)、美味しさとヘルシーさを兼ね備えた牛肉なのです!
高知県内でもなかなか入手困難な「土佐あかうし」ではありますが、今回は食用牛の飼育がさかんな嶺北地区の土佐町にある「道の駅土佐さめうら」で、「土佐あかうしのハンバーグ」を入手することができました。
成形済のハンバーグなので、まな板も手も汚すことなく、フライパンで焼くだけです。そんな手軽さにも惹かれました。
さて、「土佐あかうしのハンバーグ」と『TOSAワイン稲生2018』のペアリングですが、これまた抜群の相性でした。
「土佐あかうしのハンバーグ」から滲み出る甘味にも似た旨味が、『TOSAワイン稲生2018』の豊かな果実味と見事に調和します。さらに、『TOSAワイン稲生2018』からほのかに感じられるブラックペッパーのような香りに加え、いきいきとした酸味となめらかなタンニン(渋み)が、「土佐あかうしのハンバーグ」にアクセントを加え、その旨味を一層引き出してくれます。
ワインを飲み込んだ後の余韻に至るまで、とっても幸せなハーモニーが感じられるでしょう。
余談ですが、別の日には「土佐あかうしのハンバーグ」を、ハワイの定番料理である「ロコモコ丼」にアレンジしてみました。こちらも『TOSAワイン稲生2018』と相性抜群でした。
ぜひ皆さんも、「土佐あかうしのハンバーグ」で、さまざまなアレンジを楽しみながら、『TOSAワイン稲生2018』とのペアリングを試してみてくださいね!