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COLUMN~コラム~

【~野菜料理とも相性抜群!爽やかさ弾ける
「ソーヴィニヨン・ブラン」のワインとは~】
「ソーヴィニヨン・ブラン」のワインとは~】
皆さん、こんばんは。井上ワイナリー広報担当の石関華子です。
5月に入り、新たな令和時代が幕を開けましたね!
そして、5月といえば、アスパラガスやエンドウ豆などの多くのお野菜が旬を迎えます。
そんな旬のお野菜を使った料理によく合うワインがあるのです!
「ソーヴィニヨン・ブラン」というブドウ品種から造られた白ワインです。
そこで、今日のコラムでは、「ソーヴィニヨン・ブラン」という品種のブドウについてお話ししたいと思います。
ソーヴィニヨン・ブランはフランスのロワール地方やボルドー地方、ニュージーランドやアメリカのカリフォルニアなど、世界で広く栽培されている品種です。
一般的にボルドー地方ではソーヴィニヨン・ブランにセミヨンなどの他の品種をブレンドしてワインが造られていますが、その他の地域ではその持ち味をいかすため、単一品種でのワイン造りが主流となっています。

ソーヴィニヨン・ブランのワインの大きな特徴として、グリーンのニュアンスのある爽やかな香りが挙げられます。
具体的にいうと、グレープフルーツなどの柑橘類の香りに、ときに「カシスの新芽」や
「刈りたての牧草」などとも表現されるハーブのような香りです。
特にフランスのロワール地方をはじめとする冷涼な地域のものには、このグリーンのニュアンスが現れやすい傾向があります。
また、すっきりとした酸味とほろ苦さを兼ね備えたフレッシュな味わい、そして口の中に残る心地よい後味もソーヴィニヨン・ブランのワインの特徴です。
総じて5月の新緑のような爽やかさの弾けるワインといえるでしょう。
そんなソーヴィニヨン・ブランのワインだからこそ、やはり緑のお野菜と抜群の相性なのです。グリーンサラダはもちろんのこと、たらの芽のてんぷらや焼きソラマメ、アスパラベーコンなど、今が旬の緑のお野菜が主役(もしくは準主役)の料理全般とよく合うので、ぜひ皆さんも試してみてくださいね!