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COLUMN~コラム~
【〜春だ!桜だ!そうだ、ロゼワインを持ってお花見に行こう!〜】
皆さん、こんばんは。井上ワイナリー広報担当の石関華子です。
高知県内でもちらほらと桜の便りが聞こえてくるころになりましたね。
この時期になると、お花見の計画を立てられる方も多いのではないでしょうか。
ところで、お花見で飲みたいワインといえば、やっぱり桜色のロゼワインですよね。
そこで、今回のコラムでは、フランスの三大ロゼワインについて、相性の良いお花見弁当のおかずについても触れながらお話ししたいと思います。
まず1つ目は、南仏プロヴァンス地方の地中海沿岸一帯で生産されるプロヴァンス・ロゼ。
スッキリとした辛口の味わいのため、辛口の白ワインがお好きな方には特におすすめです。
あらゆる料理と合わせやすく、お花見のお弁当では、特にちらし寿司や巻きずし、鮭や鯛の塩焼きなどとよく合うでしょう。
リゾート地のビーチでこのプロヴァンス・ロゼを楽しむのが本家フランス流ですが、日本でもお花見のときに限らず、海水浴やバーベキューなどのアウトドアでも活躍すること間違いなしのロゼワインです。
次に2つ目は、フランス北西部ロワール川下流の一帯、アンジュー地区で生産されるロゼ・ダンジュー。
主にグロローというブドウ品種から造られるロゼワインで、上品な甘味が特徴のため、ワインを飲み慣れていない方や、甘いお酒が好きな方には特におすすめです!
お花見弁当の定番おかずのほんのり甘い卵焼きをはじめ、桜餅やお団子などのお花見スイーツともよく合います。
そして3つ目は、古代ローマの面影を残す南仏の街、アヴィニョン近郊のタヴェルという地区で生産されるタヴェル・ロゼ。
グルナッシュというブドウ品種を主体とした、辛口で濃厚な味わいのロゼワインで、赤ワインのようなコクも備えているため、「ワインは赤派」という方にもおすすめです!
お花見弁当のおかずでは、鶏の唐揚げやチキン南蛮、ハンバーグなどのお肉料理とよく合います。
このように、同じフランス産のロゼワインであっても、その味わいは実にヴァラエティーに富んでいるのです!
そのため、普段はあまりロゼワインを飲まないという方でも、この中からご自身のお好みに合いそうなロゼワインが見つかるのではないでしょうか?
もちろん全種類を飲み比べてみるというのもアリですが…(笑)
いずれにしても、今年の春はお好みのロゼワインとお弁当を持ってお花見に出かけるというのはいかがでしょうか?
それでは今日はこのへんで。
また来週!