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COLUMN~コラム~

アルゼンチン国旗

【〜収穫祭真っ只中!アルゼンチン・メンドーサのワインとは〜】

皆さん、こんばんは。井上ワイナリー広報担当の石関華子です。

3月に入り、春らしい日差を感じられることも増えてきましたね。

日本と季節が真逆の南半球では、この時期はちょうどブドウの収穫期にあたります。

そして、南半球屈指のワインの産地であるアルゼンチンのメンドーサ州では、いま収穫祭が開催されています!

そこで、今回のコラムでは、その舞台であるメンドーサのワインについてお話ししたいと思います。

 

アルゼンチンとチリの国境に沿って南北に延びるアンデス山脈の最高峰、アコンカグア峰の麓に位置するメンドーサ州。

アルゼンチンで初めて本格的なワイン造りが行われた場所でもあり、国内生産量の7080%にあたるワインを生産しています。

その約2,000kmにわたって広がるブドウ畑は「ワインベルト」とも呼ばれ、世界一長いワイン街道のひとつに数えられています。

 

ブドウ畑があるのは、標高6001,200mの場所。夏場の最高気温は35度近くまでに上がるものの、夜には15度近くまで下がるという、一日の中の寒暖差が激しい地域です。

この寒暖差が糖度の高い良質なブドウをもたらしてくれるので、この地では高品質なワインが数多く生み出されています。

 

また、メンドーサの平均年間降水量は、たったの207mmしかありません。高知県の場合は2,500mmなので、いかに雨が少ないかがわかりますね。

そのため、この街にはアンデスの雪解け水が流れる河川を利用した灌漑用水路が張り巡らされています。そして、この用水路の水が、この地のブドウ畑を潤しているのです。

つまり、メンドーサのワインとは、「アンデスの雪解け水が育んだワイン」とも言えるわけですね。

 

大小合わせて1,000を超えるワイナリー(アルゼンチンでは「ボデガ」と呼ばれています)のあるメンドーサには、年間100万人以上もの人々が訪れ、ワインツーリズムを楽しんでいます。

そして、冒頭でも触れたこの収穫祭の時期は歌あり踊りありの大盛り上がりで、至るところでワインが振る舞われ、街中がワインの香りでいっぱいになるのだとか

ワイン愛好家にとっては、かなり魅力的なお祭りですよね!

ほぼ地球の裏側ともいえるアルゼンチンまで行くのはなかなか大変ではありますが、皆さんも日本の雪解けの季節に、遠く離れたアンデスの雪解け水に育まれたメンドーサのワインを味わってみるというのはいかがでしょうか?

 

それでは今日はこのへんで。

また来週!

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