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COLUMN~コラム~

【〜寒い日はホットワインで身体も心もぽかぽかに!〜】
皆さん、こんばんは。井上ワイナリー広報担当の石関華子です。
今度の日曜日、2月3日は節分ですね。
豆まきをしたり、恵方巻きを召し上がるご家庭も多いのではないでしょうか。
節分という言葉の本来の意味は、「季節を分ける」ということ。2月5日が立春なので、2月3日の節分は、冬と春の境目、ということになりますね。
暦の上では春が始まるものの、この時期はまだ冷え込みが厳しいのが現実です。
そこで、今日のコラムでは、冷えた身体がぽかぽかにあたたまる、ホットワインについてお話ししたいと思います。
ホットワインとは、ワインにフルーツや香辛料、蜂蜜などを加えて温めたもののこと。
一般的には赤ワインで作られますが、白ワインのホットワインもあるようです。
フランス語では「ヴァン・ショー」、ドイツ語では「グリューワイン」と呼ばれ、寒さの厳しいヨーロッパの国々では、冬の定番ドリンクになっています。
写真にもあるように、ドイツの各都市では、クリスマスの約1ヶ月前から屋外でクリスマスマーケットが開かれているのですが、そこでは多くの人々がホットワイン(グリューワイン)で身体をあたためながら、買い物に興じるのだとか。
なんだか、ほっこりとする光景が目に浮かんでくるようですね。
ホットワインは、身近にある材料で簡単に作ることができます。
私が編み出した「超お手軽ホットワイン」は、耐熱マグカップに赤ワインと果汁100%のオレンジジュースを3:1くらいの割合で入れて、シナモンパウダーをふりかけ、蜂蜜を加えて、電子レンジの「飲み物あたためモード」で温めるだけ。
まな板や包丁、鍋などの洗い物が出ないのが魅力です。
他にも、レシピサイトなどで「ホットワイン」と検索すると、本格的なものからお手軽なものまで出てきますので、ぜひ皆さんも作ってみてくださいね。
身体も芯から温まり、赤ワインやシナモンの香りにも癒やされるので、イマイチ調子が優れない時や、眠れないときなどにもお薦めですよ。
ところで、政治経済のお話しになりますが、明日(2月1日)、日本とEUの経済連携協定(EPA)が発効します。
これにより農業品や工業品にかかる関税の大部分が撤廃され、日本に輸入される欧州産ワインの関税は、即時に撤廃されることになります。
これを受け、ワインの輸入・販売を行う企業は、相次いで欧州産ワインの値下げを公表しています。
ということは…これでお財布の方もあたたまるのでしょうか?
そればかりは、心がけ次第、ということになりそうですね。
それでは今日はこのへんで。
また来週!