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COLUMN~コラム~

甲州ワインと牡蠣フライ

【~主婦の強い味方!?日本の品種「甲州」とは~】

皆さん、こんばんは。井上ワイナリー広報担当の石関華子です。

 

先日、無性に甲州のワインが飲みたくなり、立ち寄った酒屋さんであるワインを勧められました。

それが、2016年の伊勢志摩サミットで出されたワインのひとつだということなのです。

世界の偉い方々が飲むワインなのだから、相当お高いんじゃなかろうかと、おそるおそる値札を見たら、なんと1,000円台というお手頃価格!さっそく、そのワインをいただくことにしました。

そこで、今回のコラムでは、この「甲州」というブドウ品種についてお話ししたいと思います。

 

ワインがお好きな方なら、一度は「甲州」という名前を見聞きしたことがあるのではないでしょうか?

日本固有の白ワイン用のブドウ品種なのですが、そのルーツはヨーロッパにあり、シルクロードを渡って日本に伝来したと言われています。

 

特徴としては、柑橘類やリンゴなどの爽やかな果実の香りの中にうっすらと香る吟醸酒のような香り、みずみずしい味わいなどが挙げられます。

従来は「香りも味わいも控えめ」と捉えられてきた甲州のワインですが、近年ではオリとともに熟成させる「シュール・リー」タイプのものや、薄紫色の果皮の色をしっかりと出した「グリ」タイプのものなど、様々な個性を持つワインが造られていて、必ずしもすべてが「控えめ」とは言えなくなってきています。

 

甲州のワインと相性の良い料理は、なんといっても和食。素材の味を活かした和食の繊細な風味を、甲州のワインがさり気なく引き立ててくれるような感じといったところでしょうか

そのため、和食率が高い日本の食卓では、甲州のワインが大いに活躍してくれます。特にオシャレな料理を用意しなくても、普段のおかずに合わせやすく、それでいて食卓も一気に華やかになるので、実は甲州のワインは主婦の強〜い味方かもしれません(笑)

 

私もこのワインを色々な料理に合わせてみたのですが、最も感動したのは牡蠣フライでした。

ワインの柑橘系の香りと爽やかな風味、そして奥行きのある味わいが、濃厚かつクリーミー、ほくほくとしてジューシーな牡蠣フライの旨味を余すことなく引き出してくれました!

これからの季節、どんどん牡蠣が美味しくなるので、ぜひ皆さんも牡蠣フライを召し上がる際には、甲州のワインを合わせてみてくださいね。

 

それでは今日はこのへんで。また来週!

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