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COLUMN~コラム~

ワイングラスイメージ

【~ワイングラスをコーディネートする~】

皆さん、こんばんは。井上ワイナリー広報担当の石関華子です。

 

今回のコラムでは、ワインを楽しむ時の名脇役であるワイングラスについてお話ししたいと思います。

 

ワイングラスは一見どれも同じような形をしていますが、よーく見ると、飲み口が広いものや狭いもの、ボウル部分が膨らんでいるものや細長いものなど、様々なタイプのものがあります。

なぜかというと、ワインのタイプごとに相性の良いグラスというものが存在するからなのです!

 

例えば、フランスのボルドー地方のワインのようなパワフルなワインには、チューリップ型の大きめなボルドーグラスが最適です。飲み口が広めでワインが空気に触れやすいため、渋みが和らぎ、香りが一層際立つからです。

逆に、飲み口が狭いと空気に触れにくいため、スパークリングワインの発泡が長持ちします。スパークリングワインのグラスに細長い形が多いのには、このような理由があるのです。

一方、ブルゴーニュ地方のワインをはじめ、複雑な香りや酸味を楽しみたいワインには、ボウルの中央部が膨らんで飲み口がすぼまったバルーン型のグラスが適しています。膨らみの中には香りが凝縮され、飲み口から細くワインが流れこむため、香りと爽やかな酸味を感じやすくなるからです。

 

とはいえ、一般家庭で何種類ものグラスを揃えるのは難しいですよね。

そこでオススメなのが、万能グラスです。小ぶりなボルドーグラスのような形で、その看板に偽りなく、赤白問わず様々なタイプのワインに合わせやすいので、きっと重宝するでしょう!

 

ところで、ワイングラスの究極の素材は、クリスタルだと言われています。

これぞというワインは、ぜひクリスタル製のグラスで味わいたいところですね。クリスタルはとても薄いため、まるで何も無いかのように、唇や口の中にワインの繊細な質感が伝わってきます。

その反面、とてもデリケートな素材なので、取り扱いには要注意です!

私も何度かパリーンという悲しい音を鳴り響かせたことがあります

 

また、最近ではワインタンブラーの人気もじわじわと高まってきているのだとか。

脚が無いため、安定感は抜群です。カジュアルにワインを楽しみたい時はもちろん、BBQやキャンプなど、屋外でワインを楽しみたい時にも活躍してくれそうですね。

 

このように、飲むワインやTPOに応じてグラスをコーディネートできるようになったら、ワインが一層楽しくなりそうですね。

 

それでは今日はこのへんで。また来週!

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