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COLUMN~コラム~

クロアチア街並みイメージ

【~実はワインの銘醸地!クロアチアのワインとは~】

皆さん、こんばんは。井上ワイナリー広報担当の石関華子です。

 

先週のコラムではFIFAワールドカップの優勝国、フランスのナポレオンについて取り上げましたが、今回は惜しくも2位に終わったクロアチアの大健闘をたたえて、クロアチアのワインについてお話ししたいと思います。

意外にもクロアチアでは、量はそれほど多くないものの、高品質なワインが生産されているのです!

 

アドリア海を挟んで、イタリアの対岸に位置するクロアチア。北海道の3分の2程度の国土の総面積で、アドリア海沿いの沿岸部と、首都ザグレブから東側に広がる大陸部の2つの地域に分かれています。

写真は沿岸部のドブロニクという街で、多くの観光客を魅了するこの街は、ジブリ映画『紅の豚』の舞台のモデルにもなっています。

 

沿岸部は地中海性気候、大陸部は大陸性気候と、小さい国土ながら、気候は地域によって様々です。

そして、フルヴァティツァや、グラシェヴィナといった、あまり聞き慣れない土着のブドウ品種や、外来のブドウ品種などから、多様なワインが造られています。

代表的なものは、プラヴァッツ・マリ(※)という品種から造られる赤ワインで、果実味やタンニンのバランスが良く、世界中のワイン通から愛されています。

 

クロアチアのワイン造りの歴史は非常に古く、紀元前4世紀頃に古代ギリシャ人やフェニキア人によってワイン造りが伝えられました。

中世にはワイン造りがますます盛んとなり、英国のエリザベス2世女王の戴冠式の際には、ドナウ川流域のイロックという地域で造られたワインが献上されています。

現在でも、グルメ大国でもあるクロアチアの食卓には、ワインが欠かせない存在となっているそうです。

 

クロアチアでは、ワイン法や政府審査委員会の評価により、次のようにワインの格付けが定められています。

クロアチア産のワインを購入する際は、ぜひ参考にしてください。

 

■上級ワイン

1)ヴルフンスコ・ヴィノ・コントロリラーノ・ポデュリエトロ(統制保証原産地産最上級ワイン)

2)クヴァリテートノ・ヴィノ・コントロリラーノ・ポデュリエトロ(統制保証原産地産上級ワイン)

■テーブルワイン

3)ストウノ・ヴィノ・コントロリラーノ・ ポデュリエトロ(原産地表記つきテーブルワイン)

4)ストウノ・ヴィノ(原産地表記なし)

 

他にも、クロアチアでは遅摘みしたブドウや貴腐ブドウなどからもワインが造られています。

 

このように、他の国には無いような独自の品種のワインや、様々なテイストのワインが味わえるのは、クロアチアのワインの大きな魅力なのではないでしょうか。

 

それでは今日はこのへんで。また来週!

 

※ プラヴァッツ・マリ:近年のDNA鑑定により、アメリカのカリフォルニアを代表するブドウ品種であるジンファンデルのルーツと言われるクロアチアの古代品種を祖先とする土着品種。小粒ながら力強いフレヴァーを引き出す。

 

 

 

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