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COLUMN~コラム~

【井上ワイナリー所縁の市町村紹介・香南市山北編】

広報担当の石関です。今回は弊社ワイン『TOSA山北』のブドウが育まれる、高知県香南市香我美町山北についてご紹介します。

高知県の東部に位置する香南市の山のふもとに、香我美町山北はあります。見渡す限り緑が広がる、とても自然が豊かな山里です。

高知県にお住いの方なら、山北という地名を聞くと、みかんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?実際、山北は高知県を代表するみかんの産地で、そのみかんは「山北みかん」という名称で親しまれています。また、秋から冬にかけては、みかん狩りスポットとしても人気です。

 

 

山北みかんの特徴は、小玉で皮が薄く、実がギュッとしていること。皮と実の間に隙間が少なく、皮が剥きにくいものも多くありますが、剥きにくいほど味が良いそうです。例年では2月くらいまでが食べ頃だそうですので、ぜひご賞味くださいね。

ところで、みかんの産地といえば、高知県のお隣の愛媛県が有名ですよね。実は、その愛媛のみかんも、もともとのルーツは山北みかんにあるそうです。

そんな山北みかんの歴史は、今から200年以上も昔、江戸時代に始まったと言われています。というのも、山北は温暖な気候で、山の南斜面に位置することから日当たりも良好、石灰質土壌で水はけも良いなど、糖度の高いみかんを生み出す条件が揃っているのです。そして、これらの条件は、山北における弊社のワイン用ブドウの栽培にとっても、大きなアドバンテージとなっています。

とはいえ、山北の話題は、明るいものばかりではありません。みかん農家の多くは、後継者不足という問題を抱えているのです。就農するために移住されてきた方もいらっしゃいますが、まだまだ人手不足とのこと。また、就農者の高齢化も進み、耕作放棄地も増加傾向にあります。実際、当社がブドウを栽培している畑も、もともとはみかん畑で、耕作放棄地となっていた土地でした。

弊社としては、こうした耕作放棄地の有効活用や、みかん農家との情報交換・人材交流などを通し、地域に貢献したいと考えています。また、将来的には山北みかんをはじめ、小夏やレモン、文旦、デコポンなどの山北産のフルーツと弊社のワインで何らかの形でコラボするなどして、地域の活性化やブランディングの一助となれれば幸いです。

なお、本記事を執筆するにあたり、JA高知県土佐香美地区 果樹部 露地みかん部会長で、みかん農家を営む近森秀好様にお話を伺わせていただきました。近森様、貴重なお話を誠にありがとうございました。

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